陰鬱とした

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最近のわたしといえば、陰鬱とした気持ちになることが多くなったように思う。

ただ漠然とした嫌な気もちが、ずっと心の中にあって、それが、べったりと染みついていて、うまく離れてくれない。朝なんかは、憂鬱でベッドから起き上がれなくなることが多くなった。原因は、よく分からないけれど、恐らく仕事なのだろうな、と思う。

私は今、たくさんの人と接する仕事をしている。元々、大学生のときにアルバイトをしていて、その時から、人と接するのが大好きだったから、こういう仕事を選んだ。私がアイスをくるくるときれいに丸めると、すごいね、とはしゃいだり、お姉さん、こんにちは、と挨拶をかわしたり、そういう、何でもないやりとりをするのが、とっても楽しかった。

今だって、それは変わらない。人と話をすることは楽しくて、大好きだ。それなのに、人と接することが作業遂行的になってしまったのはいつからだろう。対応を重ねるたびに、こう話せば、喜んでくれる、というのが見えてきて、心の底から笑えず、笑顔を顔に貼り付け、媚を売るわたしを、もう一人の私が、冷たい目で俯瞰している、ということが増えた。にこにこ笑って愛想のいい子を演じている、という感覚。たくさんの思いやりの言葉を教えられ、それを、さも心から思いやって言っているかのように、堂々と口から発している。思いやりの言葉って、教えられて言うものじゃなくて、本当に心配で、助けてあげたいと思うから、言うんじゃないの。今のわたしは、偽の思いやりで塗り固められてる。ずっと、本心から話をしていない。それが、なんだか、すごく嫌だ。とはいえ、ここから抜け出す方法も分からなくて、ずっと立往生を続けている。一体、これがいつまで続くのだろう。そう思ったら、少しだけ絶望する。

とはいえ、今日が終われば、また、明日も仕事だ。また、朝がくる。気合いを入れなくちゃならない。せめて、今日だけでも、仕事のことは忘れて、自分の好きなことをして、ゆっくりしよう。